色の同時対比

色は単独で見ることがなく、つねに複数の色の組み合わせとして存在している。隣り合う色との関係によって色の見え方は変化し、こ れは同時対比と呼ばれる。これには色の三属性の各属性に、顕著に表れる。背景の色を変えることで図中の色にどのような変化が 表れるかを比較したものだ。色相対比では地色と補色関係にある。色に図中の色が近づいているように見える。明度対比では背景の明度が低くなるほど図全体の明度は高くなったように見え、 逆に地の明度が高くなると図全体の明度は低く見える。彩度対比は、背景色に彩度の低い色を置くと図全体の彩度が高く 見え、背景に彩度の高い色を置くと、回全体の彩度は低く見える。 同化効果は対比効果とは逆になり、背景色に近づいて見える。 同化効果には線のように細い面積のパターンを背景に使ったときに 起きやすい。これも、対比効果と同様に色の三属性の各属性に 強く表れるものがある。このように隣り合う色によっても見え方が異なるということを覚えておこう。

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